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※当店では新品転売は一切行っておりません。記事内のパークでのグッズの購入は、スタッフの個人の購入の際のレポートです。
当店はスタッフ各自の1ディズニーファンとしてのスタンスを大切にしております。

1942~1947年公開のディズニー映画トリビアまとめ!「3人の騎士」など♪

ディズニークラシックの名作といえば、「白雪姫」や「ピノキオ」、「ダンボ」、「バンビ」、「シンデレラ」などが有名ですよね。
でも実は、バンビ公開からシンデレラ公開までの間に、6作ものオムニバス映画が製作されているんです。
この6作には、ホセ&パンチートで有名な3人の騎士も含まれています。
日本ではあまり知名度のない作品も多いですが、名作も多いんです!
今回は、このオムニバス6作品にまつわるトリビアをご紹介していきます!

1942年のバンビ公開後、ディズニー社は長編映画が作れない状況に陥ってしまった!

なぜバンビの公開から6作もオムニバス映画がつくられたかというと、長編映画を作れない環境になってしまったからです。
バンビの興行収入が振るわなかったうえ、アメリカの第二次世界大戦参戦により、ディズニー社の置かれた状況は大きく変わりました。
海外市場への打撃やスタッフの徴兵などにより、これまで通り長編映画を作ることが難しくなってしまいました。
そのため、この時期は短い作品を複数集めたオムニバス映画の製作と、プロパガンダ短編映画の製作が中心となっています。

「ラテン・アメリカの旅」は、シーのグリーティング施設「“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック」の由来となっている!


画像引用元:【公式】“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック|東京ディズニーシー|東京ディズニーリゾート

オムニバスシリーズ第1作目の「ラテン・アメリカの旅」は、1942年にブラジル・アルゼンチンで先行公開、1943年にアメリカで公開されました。
ディズニーのスタッフが南米にわたり、南米の人々の暮らしの様子をスケッチする実写パートと、スケッチから生まれる4つのアニメパートで構成されています。
ドナルド、グーフィーといったおなじみのキャラクターも登場し、人気のある作品です!
4番目の作品「ブラジルの水彩画」では、パークでも人気のホセ・キャリオカが初登場しています。
ホセファン必見ですね!

この作品の原題は、「Saludos Amigos」です。
パーク好きの方なら、ピンと来たかもしれませんね。
TDSには「“サルードス・アミーゴス!”グリーティングドック」というグリーティング施設があり、ラテンの衣装に身を包んだドナルドに会うことができますよ!

「3人の騎士」は、パンチートの初登場作品!

画像引用元:三人の騎士|ブルーレイ・デジタル配信|ディズニー
オムニバスシリーズ2作目の「3人の騎士」は、1944年にメキシコで先行公開、1945年にアメリカで公開されました。
ラテン・アメリカの旅の続編で、ドナルド、ホセ・キャリオカ、パンチートの3人がメインキャラクターとなっています。
この3人の組み合わせはパークでもおなじみで、グッズやショーなどで見かける機会も増えてきましたね!

ドナルドは「かしこいメンドリ」、ホセは「ラテン・アメリカの旅」ですでに登場していましたが、パンチートはこの作品が初登場です!
また、アニメと実写映像が初めてダンスを競演した作品ともいわれています。
実写とアニメの融合は、この後公開されるメリー・ポピンズなどにも受け継がれていますね。

「メイク・マイン・ミュージック」「メロディ・タイム」はポピュラーミュージック版ファンタジアと呼ばれている!

「メイク・マイン・ミュージック」は1946年公開のオムニバスシリーズ3作目、メロディ・タイムは1948年公開の5作目です。
この2作品は、ポピュラーミュージック版ファンタジアと呼ばれています。

「メイク・マイン・ミュージック」は、10本のミュージカルファンタジーからなる作品です。
それぞれ独立した物語となっており、単独でのソフト化も多いです。
日本では現在公式から発売されているソフトはなく、パブリックドメインDVDでしか見ることができません。

「メロディ・タイム」は、7作の短編から構成されています。
「サンバは楽し」は3人の騎士の続編で、ドナルド、ホセ、アラクアンが再登場します。
メロディ・タイムの中でも知名度が高い作品ですね。

「子ぐま物語」の正式名称は「ファン・アンド・ファンシー・フリー」

オムニバスシリーズ4作目は、1947年公開の「ファン・アンド・ファンシー・フリー」です。
この作品は、日本では、「子ぐま物語」とも呼ばれています。
「ファン・アンド・ファンシー・フリー」というタイトルで発売しているのは、オフィスワイケーから発売されているパブリックドメインDVDのみです。

「ファン・アンド・ファンシー・フリー」は、「ボンゴ」と「ミッキーと豆の木」の2作品で構成されています。
それぞれ単独でソフト化されているため、知っている方も多いのではないでしょうか。
子ぐま物語というタイトルは、ボンゴのストーリーが由来となっているようですね。

「イカボードとトード氏」はアトラクションのモチーフになっている!

オムニバスシリーズ最終作「イカボードとトード氏」は、1949年に公開されました。
「トード氏」と「イカボード先生と首なし騎士」の2編で構成されています。
「イカボード先生と首なし騎士」は、ディズニーらしからぬ非常に怖い内容となっており、トラウマになっている方も多いようです。
ソフト化されていますので、興味がある方はぜひチェックしてみてくださいね。

「トード氏」は、海外パークにあるアトラクション「トード氏のワイルドライド」のモチーフとなっています。
映画のストーリーに沿った内容ですので、映画を見ているとより楽しめますよ!