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※当店では新品転売は一切行っておりません。記事内のパークでのグッズの購入は、スタッフの個人の購入の際のレポートです。
当店はスタッフ各自の1ディズニーファンとしてのスタンスを大切にしております。

1940年公開の映画「ピノキオ」にまつわるトリビアをご紹介!

「ピノキオ」は、ディズニー2作目となる長編アニメーション映画です。
1作目の白雪姫と同じく、公開されてから70年以上たった今なお愛され続けています。
そんなピノキオには、たくさんのトリビアが隠されているんです!
知っていればパークや映画がもっと楽しくなりますよ♪

公開当時の評判が悪く、ディズニーを窮地に陥れた!

画像引用元:ピノキオ|作品紹介|ディズニーキッズ公式

ピノキオは現在では不朽の名作として知られていますが、公開当時は実は不評だったんです。
前作の白雪姫のヒットを受けて、ウォルトのもとには再び同じような映画を作ってほしいという依頼が多く寄せられていました。
しかしウォルトはそれを拒否し、冒険物語であるピノキオを映画にすると決めました。

ディズニー版のピノキオは夢にあふれたファンタジー作品ですが、原作小説「ピノッキオの冒険」は社会風刺を多く含んでおり、キャラクターの性格も残酷です。
白雪姫のような華もなく、ウォルトはストーリー作りに何か月も悩み、製作は難航しました。

白雪姫と同じく莫大な製作費がかかりましたが、映画はヒットしませんでした。
ピノキオがヒットしなかった原因は、第二次世界大戦と映画「風と共に去りぬ」のヒットにあるようです。
結果、会社は大赤字となり経営が悪化。労働環境も悪くなり、社員たちは大規模なストライキを行いました。
ディズニー社の株価も25ドルから4ドルに大暴落しました。
同年公開のファンタジアもヒットには至りませんでしたが、翌年公開のダンボは製作費をピノキオの3分の1に抑えてヒットし、ディズニーの危機を救いました。

原作のジミニー・クリケットは名前すらないうえ、ピノキオに殺されてしまう!


画像引用元:ジミニー・クリケット|ピノキオ|ディズニーキッズ公式

ピノキオの良心の役目を与えられたジミニー・クリケットは、ピノキオ以降のディズニー作品にも多く登場している人気キャラクターです。
そんなジミニーですが、原作では名前すらついていないわき役キャラクターなんです!

原作「ピノッキオの冒険」では、喋るコオロギが勉強と努力が大嫌いないたずら小僧のピノッキオを正しい方向に導こうと忠告します。
しかしピノッキオはこれを疎ましがり、ハンマーをぶつけて殺してしまいます。
原作ではかなり不憫なキャラクターですが、ディズニー版ではとてもいい扱いを受けていますね!

ピノキオを導く指導者という役割から、TDRでは新人キャストの教育指導を行うトレーナーが身に着けるピンの絵柄にも採用されています。

ゼペットじいさんの飼い猫フィガロは、ウォルト・ディズニーのお気に入りのキャラクター!


画像引用元:フィガロ|ピノキオ|ディズニーキッズ公式
ピノキオに登場する子猫のフィガロは、ディズニーの猫キャラクターの中でも人気が高いです。
子猫らしくいたずら好きでツンデレなところがあり、見た目だけでなく性格までとってもキュートです!

このフィガロは、ウォルト・ディズニーのお気に入りのキャラクターでもあります。
短編アニメーションシリーズでは、ミニーの飼い猫としても登場しているんです。
1946年公開の「子ねこのフィガロ」では、主演も果たしていますよ。
2018年から放送中のテレビアニメシリーズ「ミッキーマウスとロードレーサーズ」でも、ミニーのペットとして登場しています。

リニューアル前のイッツ・ア・スモールワールドにはピノキオが隠れていた!

2018年にリニューアルされたイッツ・ア・スモールワールドには、ディズニーキャラクターのお人形がたくさん登場します。
各エリアにちなんだキャラクターたちを探すのが、大きな楽しみとなっていますね。

リニューアル前のイッツ・ア・スモールワールドには、ディズニーキャラクターは基本的に登場しませんでした。
しかし、イタリアのエリアにいる男の子が手にピノキオ人形を持っており、これを探すのが人気の楽しみ方になっていました。
現在のイッツ・ア・スモールワールドでも、イタリアのエリアでピノキオとジミニー・クリケットの姿を見ることができますよ。

なぜイタリアエリアなのかというと、ピノキオの原作の舞台がイタリアのトスカーナ地方だからです。
TDSのメディテレーニアンハーバーもイタリアがモチーフのテーマポートですので、ピノキオのキャラクターたちと会うことができます。
また、ミラコスタの外装・内装もトスカーナ地方をモデルの1つとしているため、立体駐車場の各階のシンボルキャラクターにピノキオのキャラクターが使われています。

「星に願いを」は、ディズニーで初めてアカデミー歌曲賞を受賞した曲!

公開当時のピノキオの評判はよくありませんでしたが、作中でジミニー・クリケットが歌った「星に願いを」はアカデミー歌曲賞を受賞し、高い評価を得ています。
小さな世界やミッキーマウス・マーチと並んで、ディズニーを代表する曲とされていますね。
スウェーデンとノルウェーでは、クリスマスソングとしても親しまれています。

1989年公開リトル・マーメイドの「アンダー・ザ・シー」まで歌曲賞の受賞はありませんでしたが、それ以降は多くの作品が歌曲賞を獲得しています。